【コンセプト】
近年のインラインコーターにはアニロックスローラーを使用したチャンバーシステムと水性やUVニスを供給するニス循環装置が搭載されています。コーターの毎日の使用によりアニロックスローラーとニス循環装置には徐々にニスが蓄積され、ニスの転移不良の原因となりますので、定期的なクリーニングが必要不可欠です。
今回ご紹介するアニロックスクリーナーシリーズは、毎日の洗浄と月に1度の定期メンテナンスで、コーターシステム全体を綺麗に保ち、常に最適なニスコーティングを実現します。
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【アニロックスクリーナー・グリーンの特長】
- ニスの切り替え時や、毎日の作業後の洗浄にご使用ください。循環タンクに添加するだけで、チャンバーシステムと循環装置全体をクリーニングします。
- 水性ニス、UV ニス、水性フレキソインキに対応します。
- 低VOC で微生物分解性をもつ人体と自然に優しいクリーナーです。
【アニロックスクリーナー・グリーンの使用法】
- アニロックスクリーナー・グリーンをニスの循環タンクに入れて、水で16倍に薄めて下さい。
- 循環装置の温度を30〜50℃に設定し、自動洗浄を開始してください。
- 20分程で汚れが浮き出てきますので、一度排水を行い、今度はきれいな水を5分程循環させてすすぎを行ってください。
- 洗浄後の廃液は、その地域の規制に従って処理をしてください。
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【アニロックスクリーナー・オレンジの特長】
- 月に1度の洗浄で、アニロックスローラーの細かなセルにこびりついたニスを洗浄し、アニロックスローラー
本来の転移性を復元します。
- 外部に委託するアニロックス洗浄が不要になり、経費削減に繋がります。
- 水性ニス、UV ニス、水性フレキソインキ、UV フレキソインキに対応します。
- 水溶性で不燃性です。
- 低VOC で、微生物分解性がある人体と環境に優しいクリーナーです。
- さわやかなシトラスの香りです。
【アニロックスクリーナー・オレンジの使用法】
- アニロックスクリーナー・オレンジをローラーの端から端まで一筋垂らし、手動でローラーを回転させながら、
専用ブラシでローラー全体に馴染ませてください。
- そのままブラシでローラーをこすり続け、汚れをかきだしてください。
- 汚れが浮き出してきたらウエスに水を馴染ませ、拭き取ってください。
- 汚れ具合に応じて、洗浄を繰り返してください。
- ※クリーナーをローラーに馴染ませた後に、ラップで巻いて半日程寝かせると、より優れた洗浄効果を発揮しま
す。是非お試しください。
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お客様の声
アニロックスクリーナー・オレンジの洗浄効果は抜群です!
以前は市販の住居用クリーナーでアニロックスローラーを洗浄していました。先日、専用クリーナーがあること
を聞き即購入。使ってみたところ、効果は抜群です!現在使っているアニロックスのセル容積は18cc で、これ
までの洗浄では10cc まで落ち込んでいました。しかし、「アニロックスクリーナー・オレンジ」で使用方どお
りに洗浄を繰り返した結果、なんと16cc まで回復!今では欠かせない洗浄剤になっています。
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アニロックスクリーナーによる洗浄結果
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専用ブラシ:アニロックスクリーナー・オレンジの洗浄効果を高める専用ブラシ
- ・日本市場で主流のセラミック製アニロックスローラーに適したステンレス製です。
・線数300 線/inch 以下のロールに詰まったインクを掻き落とすことができます。
・毛先の太さは80、60 ミクロンの2 種類をご用意しています。
80ミクロン(アニロックス線数150〜200用) |
60ミクロン(アニロックス線数200〜250用) |
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- セラミック製アニロックスローラーにはステンレスブラシ、クローム製アニロックスローラーには真鍮ブラシをお使
いください。コンビネーションが違ってしまうとローラーを傷つけてしまう恐れがあります。
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キャパッチ: セル容積計測ツール
- ・キャパッチは、セルの詰まり度を、簡単且つ迅速に測定する、使い捨ての計測ツールです。
・洗浄効果も一目で分かり、定期的な計測により、セルの数値管理が可能になります。
・ロールを装着したまま測定できますので、短時間での計測が可能です。
・容量別にスケールタイプも各種ご用意。使い分けにより高精度な計測が可能です。
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樹脂製チャンバーブレード「チャンバーブレードFX」
従来チャンバーブレードはスチール製が使われていますが、直ぐに先端が欠けてしまい頻繁な交換が必要であったり、先端が鋭角な為、オペレーターが手を切ってしまうといった問題が発生しています。樹脂製チャンバーブレード「チャンバーブレードFX」はこれらの問題を解決した最新のチャンバーブレードです。
・高密度ファイバーグラス素材でブレードの強度を大幅にアップ。ブレードの交換頻度を最大で4倍アップします。
・スチールブレードより安全でオペレーターが手を切ってしまう怪我をなくします。
・ブレードの交換頻度が少なくなり、ダウンタイムの減少で生産性をアップさせます。
・先端はコーティングに最適な角度が付けられており、平滑で均一なコーティングを実現します。
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