測定機器関連資材

ニップの数値管理を可能にするデジタル測定器

【コンセプト】

印刷物の標準化、数値管理、生産性の向上は、規模の大小に関わらず全ての印刷会社にとって重要な課題です。リピート物の印刷物を、湿度・温度管理された印刷工場で、同じインキ、紙、版、湿し水、印刷機、インキ壷のセッティングで行っても、毎回印刷の濃度が違って、濃度調整で刷り出しが遅れてしまう。損紙も多く出してしまう。この要因の一つに、インキローラーと給水ローラーのニップ幅の変化があります。ゴムローラーはIPAによって硬化＆へたってしまったり、UVインキによって膨潤しますので、ローラー径は生き物の様に変化をしています。その為、ニップ幅は定期的にメンテを行い微調整する事が、印刷物の標準化には必要不可欠です。しかし、従来はニップ幅を数値管理出来る測定機器は存在しませんでした。

デジニップは簡単な操作でニップ幅をコンマ1ミリの単位で表示する画期的な製品です。
デジニップで定期的にニップの数値管理を行う事により、印刷物の標準化、生産性の向上、損紙の減少と言った近年の課題で、1歩レベルアップが可能になります。